Vine LinuxをBridge型要塞ホストに仕立て上げる為には、カーネルを再構築する必要があります。なぜならノーマルカーネルではNetfilterのデバッグログが有効になっている為、そのままBridge化してしまうとこのログが溢れ返ってエラい事になるからです。(詳しく言うと通信の度にログファイルへの書き込みが発生して、ディスク容量を圧迫する上、頻繁なディスクI/OによりOSのパフォーマンスが極端に低下してしまいます。)
カーネルの再構築方法はいくつかありますが、今回はSRPMに手を加える方法を取ります。こっちが楽そうですから。
apt-getしてカーネルのSRPMを拾ってきて、インストールしてください。今回のバージョンは、2.4.31-0vl1.10です。 インストールされたSRPMは、(おそらく)作業ユーザのrpmディレクトリ配下に配置されるはずです。
また、ひょっとするとコンパイル中にlinuxディレクトリ以下のファイルが見つからなくてエラーになるかもしれませんので、シンボリックリンクを張っておきます。
ビルドを自動化する為に、カーネルのコンフィグファイルを編集します。 <作業ユーザのホームディレクトリ>/rpm/SOURCES以下にある環境に合ったコンフィグファイルを選択します(今回作成するRPMはシングルCPU版である為、kernel-2.4.31-i686.configを使用します)。
問題のNetfilterのデバッグログを無効化します。(これ、最初から無効化してくれないかな…)
"CONFIG_NETFILTER_DEBUG=m"の記述を"# CONFIG_NETFILTER_DEBUG is not set"に変更してください。(今回は287行目付近)
以上の編集が終わったら、RPM作成の為、<作業ユーザのホームディレクトリ>/rpm/SPECSディレクトリで、rpmbuildコマンドを実行します。
これで必要なRPMが、<作業ユーザーのホームディレクトリ>/rpm/RPMSに出来上がりますので、カーネルのRPMを現行のものと差し替えて下さい。 カーネルのインストールとその後の設定については省略します。(こちらなどを参照してください)
今回出来上がったRPMをテンポラリに置いておきます。
さて、これでカーネルの再構築は終わりました。次はBridgeの設定に移ります。
| 参考書籍/参考サイト |
| vinelinux.org |